留学生ならではの就活体験談【その1】こんなタイトな就活スケジュール、よく耐えた自分ってすごくない?
こんにちは!前からブログを開設しようと考えていたが、なかなか行動に移さなかった。今朝、たまたま友人が就活の感想を書いたブログを見て、火がつけられて(いい意味で)これを機にブログ書こうと思った!
その友人のブログは以下のアクセスでみれる↓
http://yuhnote.hatenablog.jp/entry/2016/03/02/234448
(今から就活する就活生にとって大変役に立つもので、読んでいて損はないとおもう!)
先日NHKの番組「ちきゅうラジオ」に生出演して、自国の就活事情や日本での就活体験を話した。フランス、イタリア、中国、ベトナムの就活事情を知りたい方、留学生ならではの日本就活の体験談に興味のある方、是非聞いてみてください!放送を聞けるのは、今週の日曜日まで!
http://www.nhk.or.jp/gr/campus/index.html
番組の尺があり、僕の就活体験を存分に語れなかったので、少しもの足りなさを感じていた。なので、自国の就活と日本の就活の違いを比べながら、日本の就活システムへの不満、就活を通じて学んだことなどブログを通じて全部吐き出そう!笑
就活スケジュールの違い
日本での就活スケジュール
時間軸で就活スケジュールをざっくり整理したものは、以下になる。
2014年10月~2015年2月 就活支援企業の就活イベント参加
2015年3月 就活解禁。大学で行う合同説明会参加
2015年4月~6月 企業セミナー参加
2015年7月 企業裏選考開始(グループディスカッション、面談)
2015年8月上旬 本選考開始
2015年8月下旬~12月下旬 就活放棄で休養
2015年12月21日、22日 最終決戦@東京キャリアフォーラム
2016年1月15日 最終面接
2016年1月21日 内定獲得、就活終了
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はい!めちゃくちゃ長いね!普通の就活生より2、3倍の時間をかけてしまった!就活をなめた自分が悪い!外資の内定をもらった後輩は、自分より就活を早く終わった!なんも言えない気持ち!笑
中国の就活スケジュール
一方、僕の母国である中国の就活生ではどんなスケジュールなのかを見てみよう。僕自身は中国での就活経験がなくて、ネット情報や友人からの話で整理した。間違った部分もあるかもしれないが、ご了承ください。
中国では日本みたいに一定の時期になって、みんな一斉に動き出すという就活システムがなく、企業側は基本的に通年採用をしている。大学生は大体4年生の下半期から就活をはじめ、卒業する前に企業からオファーをもらう場合もあれば、卒業後も就活し続ける場合もある。新卒が重宝される日本と違い、卒業後何か月間旅行して、帰ってゆっくり就活するケースもたくさんある。比べてみると、中国の就活は日本の就活より、いかに就活生の自由度が高いことは一目瞭然だろう!
日本での就活期間では、アルバイトやサークルなどの課外活動を止めるのはもちろん、ESと会社説明会があるため、授業やゼミの課題を後まわりにして、学業にも支障がでる。それに、交換留学もリスクが高いので行けない。何のために日本に留学来たのかを悩んだ時期もあった。新卒一括採用は完全に企業側の都合で、就活生がただただ振り回されているだけじゃないのか?
ただ、振り返ってみると、日本の就活スケジュールは就活生にとって不自由で大変な面があるけど、実は就活生にとって最もやさしく最も可能性を伸ばしてくれる面もあることを気づいた。
それでは今回はここまでで、次回は中日両国の企業が最も求める人材について比較しながら、なぜ日本はここまで新卒一括採用をこだわるかを企業側の視点で見てみよう!
つづく